「丹波市人権ゆかりの地探訪」を開催しました

8月4日(木)9時30分から氷上文化センターで市同教による「丹波市人権ゆかりの地探訪」を開催しました。この研修会は丹波市まちづくり部人権啓発センターとの共催です。参加対象は、市内の小・中・県立学校の教員と一般市民希望者です。今回は地元の小学校が校内研修の場として参加されたこともあり、62人の皆さんに参加していただきました。

講義は「水平社創立から今、そしてこれから ~みえるとわくわくする部落の人たちの生き方~」のテーマで、元教員の細田さんによるお話しです。大正から昭和初期の部落差別やそれに立ち向かう人々の熱意を語っていただきました。そして「水平社の理念は、日本で展開されてきたさまざまな人権運動の“原点”となりました」「部落解放は、人づくりと村づくり。経済と教育の基盤をつくり、周りの地域との一体化を図ることです」「インターネットで拡散される差別の連鎖を断ち切るためには教育の力が最も必要です」などの内容を、生き生きした口調と表情でお話ししていただきました。参加者は、皆、引き込まれるように聴いておられました。細田さん、ありがとうございました。

2022年8月4日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7