8月22日(金)10時00分から氷上住民センターで市同教による「丹波市人権ゆかりの地探訪」の研修会を開催しました。この研修会は隣保館事業の「じんけんセミナー」を兼ねて実施しています。参加対象は、市内の小・中・県立学校の教員と参加を希望された市民の方々です。受講者は50名を超えました。熱心に受講いただき感謝申し上げます。
今年は、講義を中心とした研修会を開催しました。講義は「差別に向き合い、抗いながら生きてきた丹波の人たちと、子どもたちへの願い」のテーマで、元小学校教諭の細田哲子さんによるお話しでした。若い先生方にとって同和学習を進める中で大切なヒントがたくさんあったと感じました。地域の教材を取り上げて差別の中を生き抜いてきた人たちや青年たちとの出会いをとおして、自分の生き方を考える実践へと高めていくことが大切であり、授業で使える教材の提供もありました。講義の中で、子どもたちに学び取ってほしいことを教授いただきました。80分という限られた時間の中で多くのことを学ぶことができました。細田哲子さん、ありがとうございました。