7月26日(土)に標記の大会が、丹波篠山市立四季の森生涯学習センターとその周辺施設で開催されました。昨年に続き9時から12時30分の午前中開催でしたが、朝から気温が上昇する暑い日となりました。大会テーマは「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう」です。
・さまざまな人権問題を正しく認識し、部落差別をはじめあらゆる差別を解消する教育内容を創造しよう
・くらしをみつめ、くらしを高める人権文化を創造しよう
・差別をなくす生き方を自らの課題にしよう
全体会では、山口県人権啓発センター事務局長川口泰司さんに「ネット人権侵害と部落差別の現実 ~「寝た子」はネットで起こされる!?~ の演題で講演をしていただきました。110分間の講演でしたが、参加者の皆さんは川口さんのお話に引き込まれ時間が短く感じられたようです。ネット差別の現実と人権メディアリテラシーや国のネット人権侵害対策のお話や人権研修・部落問題学習のポイントについてもお話をしていただき充実した時間でした。参加者全員、部落問題への学びが深かまったと感じました。
全体会後の分科会は4分野、9分科会で開催されました。丹波市からは第1分科会「人権感覚の素地や基礎を培う保育・教育創造」で認定こども園ミライズそらから報告、4分科会「障害のある人の人権」に丹波市立西小学校が報告、第6分科会「人権尊重を要とする福祉と共生の在り方」は(株)ネクステと丹波市健康福祉部が報告、第7分科会「地域における自主活動」は春日町広瀬自治会からの報告がありました。報告者・司会者・記録者の皆さん、大変お疲れさまでした。丹波市からは総勢135人が参加されました。