『丹(まごころ)の里 人権のつどい』が開催されました

12月7日(日)春日文化ホールで『丹(まごころ)の里 人権のつどい』が開催されました。この大会は丹波市や法務局、市同教などの主催により、毎年12月の人権週間に実施しています。

開会行事の後、ステージでは3人の中学生による人権作文「最優秀賞」(丹波地区)の表彰と朗読、電動車椅子サッカー元日本代表監督近藤公範さんいよる「つながりを育む、出会いの力~障がい者スポーツを通して~と題した人権活動事例発表、俳優・タレントの副島 淳さんの講演「違いを楽しむ」がありました。

会場には381人が集い、ステージ発表や展示発表などを通して参加者は人権について考えるよい機会となりました。また、市同教の理事の皆さんには、受付や駐車誘導などの役割を担っていただき、ありがとうございました。

 

 

2025年12月8日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

全同教研究大会に参加しました

11月29日(土)~11月30日(日)の2日間、4会場(関西学院大学、エル・大阪、近畿大学、大阪公立大学)で開催された第76回全国人権・同和教育研究大会に市同教から8名が参加しました。

この大会は「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう~部落問題を解決し、人権文化の創造をはかるために、同和教育の充実と発展をとおして人権教育・人権啓発を構築していこう~」というテーマのもと開催されています。今回の実行委員会のスローガンは、「子どもたちの『事実』を出発点に、そこに向かう具体的な『実践』をとおして、人類普遍の心理を探求し、すべての人権が確立された社会を実現しよう!」でした。今回は全体会を開催しないで分科会のみ行われました。各分科会に全国から大勢の人が集い、貴重な実践報告や討議が展開され、深く考え、学びの多い大会でした。

 

2025年12月5日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

市同教 理事研修に行ってきました

11月5日(水)、市同教の理事研修に出かけました。研修先は、豊岡市出石町です。17名が参加。8時10分に貸切バスで市同教事務所を出発し、途中休憩をしながら10時00分ごろ予定どおり出石隣保館に到着。

午前中は、「差別を乗り越え、たくましく生き抜いた先人たちの歴史」に学ぶと題し、出石町の山﨑喜彦さんに講義をしていただきました。出石町の歴史をひも解いていただき、部落差別問題に関わる「十日町長事件(糾弾闘争)について学びました。当時において糾弾のホコ先を行政に向けた、この地域では初めてのケースとして評価されています。

午後は、出石市街をフィールドワークしました。山﨑さんにガイドをしていただき、小京都と言われる街並みや歴史的な事柄について学びました。出石城後にも足を運び結構な距離を歩きました。

この研修で十日町長糾弾闘争をはじめ、多くの苦難や差別を乗り越え、たくましく生き抜いた先人たちの歴史に学び、部落差別はもとより、あらゆる差別のない人権文化に満ちた社会を創るために歩みを共に一歩づつ前進されることを再確認しました。

 

 

 

2025年11月10日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

第2回理事会を開催しました

10月24日(金)13:30から柏原住民センターで市同教の第2回理事会を開催しました。主な協議事項は「丹の里 人権のつどい」についてです。この人権のつどいは、丹波市、丹波市教育委員会に加え、市同教を含め6団体が主催し、12月7日(日)に春日文化ホールで開催されます。その中で、市同教は「人権活動事例発表」を担当するほか、理事の皆さんには駐車場係や入口誘導係、受付係、会場整理係を担っていただきます。

理事会後の研修会では、テーマ「十日町長事件」について伏田副会長が説明。「日本国憲法と部落差別」をテーマとして事務局からビデオ視聴を含めた研修をしました。今年度の現地研修は豊岡市出石町を訪れる予定です。その事前学習として研修をしました。参加された理事の皆さん、お疲れさまでした。

 

2025年10月24日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

兵人教 研究大会に参加しました

9月27日(土)に第72回兵庫県人権教育研究大会中央大会兼但馬地区大会が豊岡市で開催されました。丹波市からは認定こども園・小・中・県立学校の教員や市職員、市同教理事など延べ53名が参加しました。

大会テーマは「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう」

○ さまざまな人権問題を正しく認識し、部落差別をはじめ、あらゆる差別を解消する教育内容を創造しよう

○ くらしをみつめ、くらしを高める人権文化を創造しよう

○ 差別をなくす生き方を自らの課題にしよう

午前中の全体会は、NPO法人はばたけ手をつなぐ育成会の和太鼓の演奏に始まり、開会行事、講演がありました。講師は芸術文化観光専門職大学学長平田オリザさんで「わかりあえないことから」の演題でお話をされました。午後からは4つの分野で9つの分科会12の分散会が開催されました。丹波市からは「障害のある人の人権」の分科会で「互いの違いを認め合い、自分らしく過ごせる環境をつくるために」~心づくりと体づくりをとおして~のテーマで丹波市立西小学校の足立奈保子先生が報告され、丹波市立新井小学校の荻野由香里校長先生に司会をしていただきました。ありがとうございました。次年度の大会は、南あわじ市で開催されます。

2025年9月28日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

第3回社会教育人権研修会を開催しました

9月18日(木)19時から柏原住民センターで、標記の研修会を開催しました。この研修会は市同教の部会のうち、社会教育部会、企業部会、行政部会の部会員さんと理事の皆さんを対象としたものです。39名が参加しました。今回は関西大学社会学部教授の池内裕美さんをお迎えし「カスタマーハラスメントの現状と課題」の演題でお話をしていただきました。

~効果的な対応と組織体制づくりに向けて~の副題で講義が進められました。

①はじめに「カスハラを巡る行政の動きと本日の講演概要」

②悪質クレーム(カスハラ)とは何か「概念整理とカスタマー・ハラスメントの実態」

③クレーマーの特徴とカスハラ増加の背景「誰が、なぜクレームを訴えるのか」

④苦情対応の極意とタイプ別対応ポイント「よくあるご質問や事例を参考に」

⑤カスハラ対策における組織的課題「組織はカスハラとどう向き合うべきか」

正しい知識を身につけることが大切であり、タイプ別の事例とその分析を含めて苦情対応の極意を教授してもらいました。

サービスを受ける側とサービスを提供される側がともに尊重される社会をめざし、対応者への提言と消費者への提言もいただきました。

 

2025年9月22日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

第2回社会教育人権研修会を開催しました

9月12日(金)19時から柏原住民センターで、標記の研修会を開催しました。この研修会は市同教の9部会のうち、社会福祉部会、PTA部会、宗教部会の部会員並びに理事の皆さんを対象として開催しました。29人の参加がありました。講演の講師には、NPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香さんをお迎えし、「あなたは地域の心の門番 ~つらい気持ちに寄り添うために~ 」の演題でお話ししていただきました。

 

 

 

 

2025年9月16日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

「丹波市人権ゆかりの地探訪」を開催しました

8月22日(金)10時00分から氷上住民センターで市同教による「丹波市人権ゆかりの地探訪」の研修会を開催しました。この研修会は隣保館事業の「じんけんセミナー」を兼ねて実施しています。参加対象は、市内の小・中・県立学校の教員と参加を希望された市民の方々です。受講者は50名を超えました。熱心に受講いただき感謝申し上げます。

今年は、講義を中心とした研修会を開催しました。講義は「差別に向き合い、抗いながら生きてきた丹波の人たちと、子どもたちへの願い」のテーマで、元小学校教諭の細田哲子さんによるお話しでした。若い先生方にとって同和学習を進める中で大切なヒントがたくさんあったと感じました。地域の教材を取り上げて差別の中を生き抜いてきた人たちや青年たちとの出会いをとおして、自分の生き方を考える実践へと高めていくことが大切であり、授業で使える教材の提供もありました。講義の中で、子どもたちに学び取ってほしいことを教授いただきました。80分という限られた時間の中で多くのことを学ぶことができました。細田哲子さん、ありがとうございました。

 

2025年9月1日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

学校教育人権研修会を開催しました

8月5日(火)13時30分より柏原住民センターで標記の研修会を開催しました。参加対象者は、市同教の部会に登録されている市内の認定こども園、小・中学校、県立学校の先生たちと関係する理事の皆さんです。講師に部落解放同盟兵庫県連合会書記次長の北川真児さんをお招きし「いまあらためて部落問題を考える」の演題でお話を聴きました。
人権に関する各種のデータをもとに客観的かつ論理的に部落差別のいまや若者の意識について話をしてもらいました。これからの人権・同和教育に求められる「変化」と「いま」を学ぶことやインターネット上の差別「煽動」行為に対応できる教育・啓発体制の構築などについてもお話がありました。
最後に「誰もが当事者であるという意識」どの子も「差別を受けるかもしれない」「差別するかもしれない」誰もが「当事者」だといういう意識をつけていくのが重要。『「差別をしてはいけない」から「差別をなくそう」へ』この考え方を共有していくことが、これからの人権教育・啓発のカギとなると締めくくられました。
今日の研修会では、これからの部落問題学習のヒントもたくさんあり、若い先生方へのエールもいただきました。
45名の参加者は皆さん熱心にメモを取りながら聴講されていました。

北川真児さんにおかれましては、酷暑の中、遠方までお越しいただき感謝申し上げます。
実りの多い研修会であったことを報告いたします。
参加された皆さんもありがとうございました。

2025年8月6日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7

第72回兵庫県人権教育研究大会丹波地区大会が開催されました

7月26日(土)に標記の大会が、丹波篠山市立四季の森生涯学習センターとその周辺施設で開催されました。昨年に続き9時から12時30分の午前中開催でしたが、朝から気温が上昇する暑い日となりました。大会テーマは「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう」です。
・さまざまな人権問題を正しく認識し、部落差別をはじめあらゆる差別を解消する教育内容を創造しよう
・くらしをみつめ、くらしを高める人権文化を創造しよう
・差別をなくす生き方を自らの課題にしよう

全体会では、山口県人権啓発センター事務局長川口泰司さんに「ネット人権侵害と部落差別の現実 ~「寝た子」はネットで起こされる!?~ の演題で講演をしていただきました。110分間の講演でしたが、参加者の皆さんは川口さんのお話に引き込まれ時間が短く感じられたようです。ネット差別の現実と人権メディアリテラシーや国のネット人権侵害対策のお話や人権研修・部落問題学習のポイントについてもお話をしていただき充実した時間でした。参加者全員、部落問題への学びが深かまったと感じました。

全体会後の分科会は4分野、9分科会で開催されました。丹波市からは第1分科会「人権感覚の素地や基礎を培う保育・教育創造」で認定こども園ミライズそらから報告、4分科会「障害のある人の人権」に丹波市立西小学校が報告、第6分科会「人権尊重を要とする福祉と共生の在り方」は(株)ネクステと丹波市健康福祉部が報告、第7分科会「地域における自主活動」は春日町広瀬自治会からの報告がありました。報告者・司会者・記録者の皆さん、大変お疲れさまでした。丹波市からは総勢135人が参加されました。

2025年7月29日 | カテゴリー : News | 投稿者 : info_7z6i6ge7